B 共生社会

【共通テーマ:多自然地域の魅力を活かした地域づくり】

会場 : 人と防災未来センター東館
開催時間 : 13:30~15:00

月日 テーマ キーワード 講師名 所属&役職 講義内容
10月9日(金) 若い人たちの力が輝く魅力ある多自然地域の拠点都市形成方策 地方創生、地域資源、地域活性化、地方移住 平田 富士男 (公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構研究調査本部上級研究員
兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科教授
地方創生を進めていくうえで、大都市と過疎地域の中間にある多自然地域の拠点都市は、過疎地域から大都市への人口流出を止める「ダム」の機能だけではなく、大都市から地方への回帰を促進する「ポンプ」の機能も期待されるなど今後大きな役割を期待されています。また、その地域には空き家、農地、自然環境、コミュニティなど多様な資源があり、それに着目した若い世代が新たな活動をそこで始めています。そのような動きをさらに活性化して、県土の均衡ある持続的発展をどのように目指していくのかを考えます。
11月25日(水) ひょうごの地域創生戦略 人口対策、地域の元気づくり、兵庫らしさ 早金 孝 兵庫県企画県民部地域創生局長 少子高齢化の進展や人口減少、東京一極集中の是正などの構造的な課題に、中長期的な視点で取り組み、将来にわたって活力ある地域社会を構築していくため、兵庫県では、人口対策と地域の元気づくりを柱とする「地域創生」に取り組んでいます。
2060年における人口の将来展望を見据えながら、地域創生に集中的に取り組む当面の5年間。
その基本的な目標と施策方針等を定める「兵庫県地域創生戦略」の概要をご紹介します。
12月4日(金) 新たな視点で古民家を地域創生のエンジンにする取り組み 空き家、歴史文化、コミュニティ、創造農村 金野 幸雄 (一社)ノオト代表理事 空き家対策法が施行されるなど空き家問題が騒がしくなってきました。地域で邪魔者扱いされている老朽空き家ですが、実は地域創生のカギとなるケースも多いのです。負の遺産を地域の宝(地域資源)に変える、この価値の逆転が地域に新たな力を生みだすのです。
丹波地域、但馬地域での実績を基に、空き家活用のノウハウ、空き家活用を地域創生につなげる戦略などについてお話しします。
1月22日(金) 多自然地域の資源を活かしたビジネス展開の取り組み 地域企業、ビジネスモデル、ビジネスモデル・イノベーション、地域ビジネスモデル、クラスター戦略 西井 進剛 兵庫県立大学経営学部教授 この講義の目的は、兵庫県内の地域資源を実際のビジネス展開に活用している企業(地域企業)の事例を紹介しながら、そのビジネスモデル(顧客に価値を提供する仕組み)やビジネスモデル・イノベーション(ビジネスモデルの見直し)の特徴について理解を深めることにあります。関連して、企業群が地域独自のビジネスモデルを構築している事例(地域ビジネスモデル、クラスター戦略)についても取り上げる予定です。ビジネスモデルについて見識を深めたい、地域づくりに経営学的な視点を導入されたいという方は、是非この講義の受講をおすすめいたします。講義でお会いできますことを楽しみにしております。
2月17日(水) 多自然地域における企業活動の今後の展開 起業、ワークライフバランス、地域連携、地域貢献、教育 大林 賢一 (株)オーシスマップ代表取締役 創業してから14年の社歴の中で地域の可能性、また多自然地域における企業運営の在り方、ワークライフバランスによる社員教育と自主自立型組織形成で売上アップ達成を経験談で報告します。そして今後、地域の少子高齢化における若年者労働人口の減少を企業としてどう対策をしていくか、子育て支援や地域貢献などを絡めて、多自然地域における企業活動の今後の展開を提起致します。
3月2日(水) 地域資源を読み解き活かす 地域資源、内発型まちづくり、まち歩き 山崎 義人 兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科准教授 (調整中)