21世紀 文明研究セミナー2011


E 芸術 美術館をもっと知ろう!
*E-2(11/11)「東日本大震災における美術品の被害と修復」と、E-5(2/17)「美術館学芸員はどんな仕事をするのか?」の 開催日および講師が変更となりました。

開催日・テーマ・講師 講義内容 講義風景・配付資料
平成23年10月14日(金)
13:30〜15:00
私たちの生活の中で、デザインは、どのような役割を果たしているでしょうか?よいデザインは、私たちの心を豊かにし、生活そして街全体を変えていく力があります。
デザインが街を変える
蓑 豊
兵庫県立美術館館長
配付資料 (無し)
平成23年11月11日(金)
13:30〜15:00
 美術館ってどんなところなのか?何をするところなのか?来館者は、何を求めて美術館にやってくるのか?美術館は、それに答えているのでしょうか?美術館学芸員は、日常どんな仕事をしているかを聞きながら、美術館の現状を考えます。
美術館学芸員はどんな仕事をするのか?
速水 豊
兵庫県立美術館特別展・国際交流グループ課長
配付資料
平成23年12月9日(金)
13:30〜15:00
 現代美術の展覧会は、美術家と様々にかかわりながら作り上げることが多くなります。ときには、美術館の学芸員らが作品の制作そのものに深くかかわることもあります。このように作業や役割が絡まり合っている点などが、近代やそれ以前の美術の展覧会との違いのひとつといえるでしょう。そうした展覧会作りの苦労と楽しみを、具体的な展覧会を例にあげながら、ご紹介します。
美術館と学芸員の関係
出原 均
兵庫県立美術館常設展・コレクション収集管理グループリーダー
配付資料
平成24年1月13日(金)
13:30〜15:00
 アール・ブリュットは、専門的な美術教育を受けておらず、芸術文化や社会から距離を置いた作り手が、ただ自分自身のために制作した作品を指すフランス語です。英語ではアウトサイダー・アートとも呼ばれます。1920年代から前衛的な美術家たちに評価されるようになりました。現在では専門の美術館や画廊もあり、ひとつの美術分野として確立されています。本稿では、そのようなアール・ブリュットの意義や魅力に迫ります。
アール・ブリュットとは?
服部 正
兵庫県立美術館特別展・国際交流グループ学芸員
配付資料
平成24年2月17日(金)
13:30〜15:00
 大きな災害をもたらした東日本大震災。重要文化財だけではなく、多くの未指定の文化財や歴史資料、公の文書等が被害を受けおり、現在も多くの人たち、団体が救援活動に関わっています。今回は美術作品のレスキューに参加した職員が現地の状況とその救援活動を伝えます。
東日本大震災における美術品の被害と修復
横田 直子
兵庫県立美術館保存・修復グループ主任
江上 ゆか
兵庫県立美術館 常設展・コレクション収集管理グループ学芸員
 
配付資料
平成24年3月2日(金)
13:30〜15:00
兵庫県立美術館では、開館10年を記念して、神戸が生んだ風景画の名手、金山平三(かなやま・へいぞう 1883-1964)の回顧展を開催します。

「孤高の画家」とも称される金山ですが、画業の初期においては、第一次世界大戦の前後に数年間ヨーロッパに留学したり、いわゆる官展に何度も作品を出品したりと、当時の主流画家として活躍していました。本セミナーでは展覧会にちなんで、そうした金山の別の側面もあわせてご紹介します。

今に生きる神戸の画家・金山平三
相良 周作
兵庫県立美術館常設展・コレクション収集管理グループ学芸員
配付資料



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