ご挨拶

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阪神・淡路大震災を機に地震活性期に入った日本列島。東日本大震災、熊本と頻発する地震。気候変動により国内外で激化する風水害。迫りくる南海トラフ地震や首都直下地震などの巨大災害。次なる災害への備えが待ったなしで求められています。

また、人口減少と少子高齢化、経済のグローバル化等が急速に進展するなか、東京一極集中の是正と地域創生の実現など、21世紀の共生社会が直面する諸課題への対応が急がれています。

こうした中、当機構はこれまで蓄積してきた知見や全国的ネットワークを生かしつつ、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科、HAT神戸に集積する研究機関はもとより全国の多彩な研究機関、研究者等との連携を図り、「研究戦略センター」、「人と防災未来センター」、「こころのケアセンター」の3センター体制のもと、研究・発信力の強化に取り組んでまいります。

特に、南海トラフ地震に備える政策研究や、活力ある共生社会をつくる政策研究に重点的に取り組み、県との連携を密にしながら実践的な政策研究、提言を行います。

また、阪神・淡路大震災から25年の節目を迎え、国際シンポジウムなど各種記念事業を実施します。

今後とも、震災の経験と教訓の発信、様々な研究機関との知的交流、人材育成などの諸事業のさらなる充実に努めてまいりますので、引き続き皆様のご協力、ご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

プロフィール

公立大学法人 兵庫県立大学理事長(平成30年4月~)
神戸大学名誉教授

1943年生まれ。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了。広島大学助手・助教授を経て、神戸大学法学部教授。その間、ハーバード大学、ロンドン大学客員研究員、日本政治学会理事長などを歴任。また、平成18年8月、防衛大学校長に就任、平成23年4月、内閣府復興構想会議議長、平成24年2月、復興庁復興推進委員会委員長、平成24年4月、公立大学法人熊本県立大学理事長などを歴任。平成24年4月から現職。

- 著書 -

  • 『日本政治外交史』
  • (NHK出版1984)
  • 『米国の日本占領政策-戦後日本の設計図』
  • (中央公論社1985年)
  • 『日米戦争と戦後日本』
  • (大阪書籍1989年)
  • 『秩序変革期の日本の選択』
  • (PHP研究所1991年)
  • 『占領期-首相たちの新日本』
  • (読売新聞社1997年)
  • 『アジア型のリーダーシップと国家形成~』
  • (編著、TBSブリタニカ1998年)
  • 『戦後日本外交史』
  • (編著、有斐閣1999年)吉田茂賞
  • 『日本の近代6 戦争・占領・講和-1941-1955』
  • (中央公論新社2001年)
  • 『歴史としての現代日本-五百旗頭真書評集成』
  • (千倉書房2008年)
  • 『NHKさかのぼり 日本史①戦後 経済大国の”漂流”』
  • (NHK出版2011年)
  • 『大震災復興過程の政策比較分析』
  • (監修、ミネルヴァ書房2016年)
  • 『大災害の時代 未来の国難に備えて 』
  • (毎日新聞出版2016年)