平成20年度

21世紀文明研究セミナー

≪ 講義内容 ≫ 芸術


「21世紀文明研究セミナー」の講義内容を、掲示しております。
当日配布しました資料は、各講座の資料ボタンをクリックするとご覧いただけます。

平成20年度 21世紀文明研究セミナー 《 E 芸術 》
分野 講義内容 配付資料
E 芸術 @   兵庫県立美術館で開催する「シャガール展 色彩の詩人」では、トレチャコフ美術館が所蔵する壁画大作「ユダヤ劇場」全7点を展示しますが、この壁画群は、題名が示すように、もとはモスクワにあった同劇場を装飾するためのものでした。劇場のために制作された作品が、なぜ現在美術館の所蔵品になっているのでしょう。この講義では展覧会にちなみ、シャガールの作品を例にして、美術作品の移動やそれにまつわる危機管理の問題などを取り上げます。 E-1
配付資料
平成20年10月8日(水) 14時〜15時30分
さまよえる美術作品
 〜 シャガールの場合 〜
相良 周作
兵庫県立美術館 学芸員
分野 講義内容 配付資料
E 芸術 A  日伯交流100年を記念して開催されるブラジル、オスカー・ニーマイヤー美術館との交流展を通じて、美術が出来る国際交流の可能性について、その広がりを考えます。セミナー当日は、兵庫県立美術館において交流展が開催されています。 E-2
配付資料
平成20年11月12日(水) 14時〜15時30分
美術を通じての国際交流の意義
 〜 ブラジル展を例に 〜
河ア 晃一
兵庫県立美術館 常設展・コレクション収集管理グループリーダー
分野 講義内容 配付資料
E 芸術 B  美術鑑賞は、美術館だけで出来るものではありません。作家たちの集まりであるCAP(NPO 法人芸術計画会議)の活動を通じて美術の楽しさ、自由さを感じとること、そして共有することで、より日常的に美術と接していくことを考えます。 E-3
配付資料
平成20年12月3日(水) 14時〜15時30分
神戸に根付くアートNPOと美術館
 〜 CAPとの対話 〜
@下田 展久  A河ア 晃一
@NPO 法人芸術計画会議 事務局長
A兵庫県立美術館 常設展・コレクション収集管理グループリーダー
分野 講義内容 配付資料
E 芸術 C  兵庫県立美術館では2008年1月6日から3月29日まで「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密」展を開催します。ウィーン美術史美術館は、ヨーロッパに長く君臨したハプスブルク家の莫大なコレクションをもとにした美術館です。このウィーンのコレクションはどのようにして形成されたのか・管理したのは誰だったのか・どのような目録が作成されたのかといった問題から出発して、美術館におけるコレクション形成・作品管理の問題を考えます。 E-4
配付資料
平成21年1月14日(水) 14時〜15時30分
コレクション形成・作品管理の歴史
 〜 ウィーン美術史美術館の場合 〜
吉田 朋子
兵庫県立美術館 学芸員
分野 講義内容 配付資料
E 芸術 D 回顧展とは、一人の美術家の仕事を歴史的に振り返る形式の展覧会のことです。画業全体を振り返るこのような回顧展は、その美術家の社会的な評価を定めるうえで重要な意味を持ちます。またそれは、一人の芸術家の人生そのものに対峙するという点において、企画者だけでなく鑑賞者にもある種の緊張感を強いる展覧会ともいえます。本稿では、美術館が現代を生きる作家の回顧展を開催する意義や、その運営上の注意点などを、開催中の展覧会に即して検証します。 E-5
配付資料
平成21年2月4日(水) 14時〜15時30分
現代美術家の回顧展について
 〜 東山嘉事展の場合 〜
服部 正
兵庫県立美術館 学芸員
分野 講義内容 配付資料
E 芸術 E 美術館は今、経済的に苦しむ日本の中で、とりわけ厳しい予算にさらされている自治体の中で、指定管理など運営の問題や予算縮小といった問題に直面しています。学芸員不要論や美術館不要論も飛び出す今、改めて「美術館って何だ」という問いに向き合い、美術館人から美術館の本質について議論し、かつこの厳しい時代をどう生き抜くのか、またこの厳しい時代に美術館は何を守るべきなのか、視聴者を含め、本音を語り合います。 配付資料

関連資料
平成21年3月4日(水) 14時〜15時30分
「 生き抜く「美術館」 、
 「美術館」は生き抜く! 」
@尾野 正晴 A熊田 司  B越智 裕二郎
@滋賀県立近代美術館長
A大阪近代美術館準備室研究主幹
B兵庫県立美術館 館長補佐
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