基調提案2:「新エネルギーへの取り組み~太陽光発電等新エネルギーが持続可能な発展に果たす役割について―」

写真 桑野 幸徳

桑野 幸徳  ●太陽光発電技術研究組合理事長
〔発言要旨〕
1.
世界経済が発展するにつれエネルギー、環境問題が深刻化
 21世紀を迎え世界の経済は益々発展してきている。とりわけアジア地域の発展は目覚しいものがある。経済の発展、豊かな生活は多くのエネルギーを必要とし、その結果、エネルギー源の多くを担う化石燃料は高騰し、またその消費は深刻な環境問題を引き起こしてきている。
2.
その問題を解決する切り札としての新エネルギー
 それらの解決のひとつの方策として新エネルギーが注目されてきている。太陽光発電は重要な役割を果たす。特にアジア地区で重要とされる。
3.
目覚しく普及する太陽光発電の現状とその可能性
 太陽電池の性能向上、コスト低下は目覚しい。また各国でも新しい応用展開や普及政策が進行している。
4.
世界的太陽光発電システム「ジェネシス計画」
 太陽光発電はエネルギー問題と地球環境問題を解決できる。世界の砂漠の4%に太陽電池を設置すると全世界のエネルギーを賄うことができる。地球規模の、大規模太陽光発電と超電導ケーブルからなるエネルギーシステム「ジェネシス計画」を紹介する。
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