「アジア・太平洋フォーラム淡路会議」は、多様な国家、民族、宗教、文化を有するアジア太平洋地域において、その多様性を活力と創造力の源泉として、21世紀にふさわしい「多文化共生」のアジア太平洋文明の創造をめざし、知的交流や文化交流を行ってきました。
2025年は阪神・淡路大震災震災から30年の節目の年です。今回は、この30年間の日本やアジア太平洋地域などに見られる「対立」及び、震災復興とケア、ジェンダーなどに見られる「包摂」の観点から論点を抽出し、30年を振り返るとともに、これからの30年を展望して議論します。