プロフィール

福田 康夫(記念講演者)
写真:福田 康夫

元内閣総理大臣

1959年早稲田大学卒業、民間会社勤務ののち1977年総理大臣秘書官。1990年衆議院議員、2012年まで。その間、外務政務次官、党外交部会長など歴任。2000年内閣官房長官、2001年男女共同参画担当大臣就任。以来3年半、森・小泉内閣の官房長官。2007年内閣総理大臣。総理在任中、持続可能社会建設を目指し、環境問題に取り組む。新しい日中関係を模索。現在、アジア・フォーラムなど国際分野の会議で活躍中。

白石 隆(記念講演者)
写真:白石 隆

政策研究大学院大学学長

1950年愛媛県生まれ。1972年東京大学教養学部卒業。同大学助手、助教授を経て1986年にコーネル大学より博士号を取得。1987年、コーネル大学助教授に就任、同大学准教授、教授を経て、1996年、京都大学東南アジア研究センター教授。2005年に政策研究大学院大学(GRIPS)教授・副学長に就任。 2007年より日本貿易振興機構アジア経済研究所(IDE-JETRO)所長を兼任。nippon.comの編集長も務める(2011-2014)。2009年に内閣府総合科学技術会議常勤議員、2011年同非常勤議員、GRIPS学長。アジアの政治、政治史、国際関係を専門とし、著書多数。An Age in Motion: Popular Radicalism in Java 1912-1926 (Cornell University Press, 1990)で大平正芳記念賞受賞、『インドネシア- 国家と政治』(リブロポート、1992)でサントリー学芸賞受賞、『海の帝国-アジアをどう考えるか』(中公新書、2000)で第1回読売・吉野作造賞受賞。2007年には我が国学術の発展のため顕著な功績を挙げたことにより、紫綬褒章が授与された。

シャンドレ・タンガベル(記念講演者)
写真:シャンドレ・タンガベル

オーストラリア・アデレード大学准教授

現在、アデレード大学国際貿易研究所の国際経済研究センターで東南アジア地域担当の責任者を務める。ノッティンガム大学リヴァーヒューム・グローバリゼーション経済政策(GEP)センターでリサーチフェロー、シンガポール国立大学リークアンユー公共政策大学院の政策研究院ではファカルティ(リサーチ)アソシエイトでもある。シンガポールの職場安全衛生研究所(WSHI) 理事会およびシンガポール競争委員会の一員としても尽力している。2009年にはAsian Economic Journal (AEJ)の副編集長を務めた。 シャンドレ・タンガベル准教授は、人的資本の育成、技術移転、外国直接投資、貿易、政府インフラ投資、生産性と経済成長について精力的に研究を行っている。また、技術移転と経済成長について幅広く著作をあらわし、主要な国際ジャーナルに研究成果を発表している。これまで国連開発計画(UNDP)、世界銀行、東南アジア諸国連合(アセアン)事務局、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、アジア生産性機構(APO)から委託された数々の国際的なプロジェクトにも取り組んできた。 また、シャンドレ・タンガベル准教授は、シンガポールおよびアセアンの教育、訓練、労働市場政策についても積極的な研究を行い、シンガポール労働省の上級コンサルタントとして労働市場政策に15年近く携わってきた。2013年には、UNDPより依頼を受け「カンボジアのための人的資本のダイナミックスと産業政策」に関する研究を行った。カナダのクイーンズ大学にて修士号(1991年)および博士号(1997年)を取得している。

片山 裕(コーディネーター)
写真: 片山 裕

京都ノートルダム女子大学副学長

京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学東南アジア研究センター助手(1981~1987年)、岡山大学教養部助教授(1987年~1993年)、神戸大学大学院国際協力研究科助教授を経て、1996年から同教授。2004年1月~2005年12月同研究科長。現在、同名誉教授。1992年4月~1994年3月、在フィリピン日本大使館専門調査員(政務班)、2008年9月~2010年3月同公使(調査研究班)として、外務省に出向。2014年1月から現職。専門はフィリピンを中心とした東南アジア政治。共著に『アジアの政治経済・入門』『講座東アジア近現代史:東アジア史の新構築』等。

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