皆さま、お疲れさまでした。
本日の記念講演では河野デジタル大臣をお迎えし、「DX推進の課題と展望」というテーマで、豊富な事例を交えて分かりやすく非常にためになる議論を展開していただきました。
基調提案と分科会について私が特に感銘を受けたのはAIの問題点の指摘でした。AIの依拠している情報が世界全体でなく限られた国や地域に基づいているという世界地図を観察すると、AIには注意が必要と認識せざるを得ないと感じました。
企画研究委員長として強く反省している点もございます。それは、原田様、本城様、工藤様に座談会をお願いして、もう少し短い時間で議論を深めていただければよかったのではないかということです。対立点も多く見受けられたため、ご本人たちに直接議論していただければ、私たちも納得しやすかったのではないかと思います。
今年の淡路会議は、例年に増して活発なそして有意義な議論が展開され、多くの学びを得ることができました。この会議をことのほか楽しみにされていた五百旗頭先生もきっとお喜びになられ満足されていることと思います。
来年は、さらに充実した内容で企画を進めていきたいと考えております。皆さまにまた来年お会いできることを楽しみにしております。本日は、ご参加いただきまことにありがとうございました。