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ひょうご震災記念21世紀研究機構 研究戦略センター交流推進課
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阪神・淡路大震災関連
災害対策全書 第1~第4巻
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構
阪神・淡路大震災の教訓をベースに、東日本大震災を含む阪神・淡路以後に発生した災害も踏まえつつ、各分野で進められた災害対策の研究や取組の成果を集大成した書籍を、(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構から刊行しました。 本全書は、防災・減災研究に関わる研究者、学生、自治体などの防災担当者、まちづくり関係者等に実践的かつ包括的な教科書、手引書としてとりまとめました。
「国難」となる巨大災害に備える ~東日本大震災から得た教訓と知見~
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構
「災害対策全書(全4巻)」に続いて、東日本大震災後に改正、整備された法制度の解説や東日本大震災によって得られた新しい知見を集大成して、首都直下地震や南海トラフ地震など、将来の「国難」となる巨大災害に備えるための対策を、防災・減災・縮災の観点から包括的に学ぶことのできる増補版として「災害対策全書別冊~「国難」となる巨大災害に備える~」を発刊しました。
■価格 A4判・定価(本体8,657円(税込み))
購入についてのお問い合わせ・お申込み先
株式会社 ぎょうせい TEL 0120-953-431 / FAX 0120-953-495
翔べフェニックス(ダウンロード自由)
財団法人阪神・淡路大震災記念協会
平成17年に震災後の創造的復興に立ち向かった職員等の行動の軌跡を記録した阪神・淡路大震災10周年記念誌「翔べフェニックス 創造的復興への軌跡」を制作しました。
今回の東日本大震災の復旧・復興の一助になればと考え、この度、(株)兵庫ジャーナル社(制作・発売元)と連携して、全文をPDF化して公開することといたしました。ご活用いただければ幸いに存じます。
なお、PDF化にあたっては兵庫県ボランティア協会のご協力を得ました。
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翔べフェニックス
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- 阪神・淡路大震災二十年記念出版に寄せて
- 兵庫県知事 井戸敏三
二〇一五年一月十七日、阪神・淡路大震災の発生から二十年の歳月が経過しました。改めて、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りしますとともに、幾多の困難を乗り越えてこられたご遺族や被災者の皆様に敬意を表します。
この二十年間、内外から多くのご支援や励ましをいただきながら、創造的復興をめざし懸命の努力を積み重ねてきました。被災者の生活支援、安全で安心な住まいの確保、災害に強いまちづくりなど、手探りの挑戦が続く中、多くの皆さんの知恵と努力、そして何より人と人との支え合いによって、被災地ひょうごは不死鳥・フェニックスのように蘇ることができたのです。
震災以降も、毎年のように自然災害は各地で猛威を振るいました。鳥取県西部や新潟県中越地震をはじめ、海外では、トルコや台湾、中国・四川省などで大地震が発生しました。そして、あの東日本大震災がありました。
私たちは、今こそ自らの経験や教訓を生かそうと、人と防災未来センターや国際防災復興協力機構、アジア防災センターなどの国際防災機関と連携して内外の被災地の復旧復興を支援してきました。東日本大震災では、関西広域連合によるカウンターパート方式での支援が成果を生みました。新たなまちづくりが進む東日本大震災の被災地では、今も多くの本県や市町の職員、ボランティアの皆さんなどが自らの知見を生かし、被災地の自立復興を支援しています。
震災から二十年、被災地ひょうごでも、震災の経験者が減り、記憶の風化が懸念されています。一方、今後三十年以内に七〇%の確率で起こるとされる南海トラフ地震や首都直下地震など、巨大災害の発生が指摘されています。
自然災害は避けることはできません。それだけに、これまでの歩みを振り返り、私たちの経験や教訓を共有して、日頃から減災の取り組みを進め、被災後の復旧復興の筋道を準備する「災害文化」を定着、発展させることが何よりも重要です。
本書では、阪神・淡路大震災の復旧復興や防災・減災対策に取り組んでこられた各分野のキーパーソンが、それぞれの二十年を振り返っています。阪神・淡路と東日本、二つの大震災を多面的な視点で捉え、自身の経験と深い洞察をもとに得られた知見を語っています。
防災減災社会の構築をめざす私たちの取り組みに終わりはありません。本書が、将来の大規模災害に備える貴重な教訓として、地域や時を越えて読み継がれることを願っています。
阪神・淡路大震災から二十年を目前に控えた昨年十一月、貝原俊民前兵庫県知事がご逝去されました。貝原前知事は、阪神・淡路大震災発生時の知事として先頭に立ち、創造的復興をめざし全身全霊で打ち込んでこられました。知事退任後も震災の経験や教訓を伝える活動を続けられ、本書でも巨大災害に対する備えのあり方を大所高所から論じておられます。これからも災害文化の発信に大いに力を発揮していただきたかっただけに、痛惜の念に堪えません。
心から哀悼の誠を捧げるとともに、その志を引き継ぎ、安全で安心なふるさと兵庫の実現をめざし、力強く歩んでいきたいと願っています。
翔べフェニックスⅡ(ダウンロード自由)
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構
阪神・淡路大震災20年を迎えるにあたり、復興への歩みや、さらなる大災害にどう備えるべきかなど、さまざまな視点から防災・減災社会の構築に向けた取り組みを伝えるため、各分野を代表する著名人(17名)の執筆により、「翔べ フェニックス」(平成17年刊行)の続編となる「翔べ フェニックスⅡ 防災・減災社会の構築」を刊行しました。
将来の大規模災害への備えについて考える一助になればと考え、全文をPDF化して公開することといたしました。
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翔べフェニックスⅡ
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- 阪神・淡路大震災二十年記念出版に寄せて
- 兵庫県知事 井戸敏三
一瞬にして六千人を超えるかけがえのない命が失われ、ふるさと兵庫に深い傷跡を残した阪神・淡路大震災。あの日から十年が経過しようとしています。
創造的復興をめざし、灰の中から甦る不死鳥の名前を冠した復興計画「フェニックス計画」もいよいよ最終段階を迎え、ちょうど今、復興十年を総括する検証作業が進められています。復興の過程に関わった五十四名の委員の皆様により、被災現場の実態や復興に携わった人々の証言などを基に、さまざまな角度から評価・検証が行われつつあります。
これまでの復旧・復興の過程を振り返り、できたこと、できなかったことをきちんと確かめること。震災の経験と教訓を後世に継承し、全世界に発信し続けていくことは、私たちに課せられた責務だと言えましょう。
このような第三者による評価・検証とあわせ、復旧・復興の実際の「現場」が何を考え、どう道を切り拓いてきたのか、そういう取り組みを合わせ見ることも大切ではないでしょうか。
阪神・淡路大震災では、復旧・復興に携わった自治体職員が被災者でもあったことも忘れることはできません。自ら被災しながら、これまでの常識がまったく通じない現実に直面し、悩み、迷い、幾多の壁に行く手を阻まれながら、被災者、被災地の復興に奮闘した県職員をはじめ関係者が、自らの経験を振り返ったのがこの記録です。
大震災が与えた試練や困難を乗り越えてきた関係者の足跡は、国や地域を超え、次代を生きる人々への確かな道しるべとなるに違いありません。そしてまた、復興の最前線で何を考え、どのような対応がなされてきたのかを伝える、軈もうひとつの歴史軋として、被災地に長く刻まれていくことでしょう。
阪神・淡路大震災からの復旧・復興の原点を改めて認識させてくれるこの記録が、安全・安心を願う一人でも多くの皆様の手に取られ、貴重な教訓として読み継がれていくことを心から願います。
阪神・淡路大震災復興誌(全10巻) / 街の復興カルテ(平成8年度~平成17年度)
財団法人阪神・淡路大震災記念協会
※閲覧ご希望の方は「人と防災未来センター資料室」でご覧になれます。
人と防災未来センター資料室
住所:神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
電話番号:078-262-5058
URL:http://www.dri.ne.jp/shiryo/index.html
ヒューマンケア双書
長寿社会双書(第1巻~第6巻)
ご購入方法
以下の書籍のご購入を希望される方はご希望の書籍名、氏名、住所、電話番号を電子メール等でご連絡ください。
発送にかかる送料はご負担をお願いします。
【当機構での販売対象書籍】
- ・災害対策全書第1巻~第4巻 ※別冊は株式会社ぎょうせいにお問い合わせください。
- ・翔べフェニックス ※Ⅱは販売書籍ではありません。
<ヒューマンケア双書>
- ・命を問う
- ・ニューマン、その生と死
<長寿社会双書>
- ・長寿社会を生きる
- ・働きざかりからの長寿人生マップ
- ・現代養生訓
- ・学びのエイジレスライフ
- ・老いを愉しむ
- ・ビューティフルエイジング
- ・生涯学習を考える
ひょうご震災記念21世紀研究機構 研究戦略センター交流推進課
住所:〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通 1-5-2
TEL:078-262-5713 FAX:078-262-5593
E-mail:gakujutsu@dri.ne.jp