フォーラム2001の概要

写真 フォーラム2001会場風景

プログラム
  • 日 時
  • 2001年8月4日(土)
  • 12:45~17:00
  • 場 所
  • 兵庫県立淡路夢舞台国際会議場
    (兵庫県津名郡東浦町夢舞台1番地)
  • 内 容
  • (1)基調提案(13:00~13:30)
    • 川口雄次
    • WHO健康開発総合研究センター所長
  • (2)基調提案(13:30~14:00)
    • 宮内義彦
    • オリックス株式会社代表取締役会長
  • (3)課題提起(14:00~14:30)
  • (4)自由討論(14:50~17:00)

井植敏淡路会議代表理事の挨拶により開会し、フォーラムの前半はJT生命誌研究館の中村副館長に進めて頂きました。
 まず、WHO健康開発総合研究センターの川口雄次所長から、人口問題や高齢化をはじめアジアを取り巻く「都市と健康」に関する諸問題についての解説を交えながら、地球環境問題の解決に当たってのご提言を頂きました。
 続いて、オリックス株式会社の宮内義彦代表取締役会長からは、アジア諸国の情勢に目を配りながら、地球環境問題への取り組みに当たって、今アジアで求められているものは何か。日本の果たすべき役割は何かについてお話し頂きました。
この基調提案を受けて、拓殖大学国際開発学部の渡辺利夫学部長から、中国の厳しい環境問題に触れながら、「日中環境開発モデル都市構想」を引き合いに、日本が貢献できる環境ODAのあるべき姿について課題提起をして頂きました。
 コーヒーブレイクをはさんで、フォーラムの後半は、神戸大学の五百旗頭真教授の進行により、まず環境問題全般 にわたるマクロのお話を、次に環境問題に取り組んでいる企業の実践事例の紹介、そして再び全般討論に戻るという3部構成で展開。44名のメンバー出席のもと、2時間余りにわたって活発な討論が展開されました。
 最後に、淡路会議声明起草委員会を代表して五百旗頭真教授から、2日間にわたる淡路会議の総括となる「アジア太平洋の持続可能な発展と環境に関する声明」の素案が読み上げられ、メンバー全員の賛同を得て確認されました。

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