井植敏淡路会議代表理事による開会挨拶、井戸敏三兵庫県知事による歓迎挨拶に続いて、ジャーナリスト・ジョンズ・ホプキンス大学客員教授(アメリカ)から、「北東アジアのダイナミズムと安全保障」をテーマに、記念講演を行っていただきました。
講演では、日本、中国、韓国、北朝鮮のそれぞれの安全保障政策の変化について分析され、「北東アジアの安全保障は北朝鮮の核問題の対処に依存している」と主張、また日本の北朝鮮対策については「日本がとっている道筋は正しいと思う」と述べられました。
引き続いて行われたパネル討論では、神戸大学大学院法学研究科の五百旗頭教授によるコーディネートのもと、「安全保障と危機管理」をテーマに活発な議論が展開されました。
会場には、駐日モンゴル大使、駐日インドネシア公使など計11カ国から約230名の参加者が熱心に耳を傾けていました。