第21回アジア太平洋研究賞授賞式の概要

第21回アジア太平洋研究賞授賞式

概要
  • 賞の概要と授賞式までの流れ

    「アジア太平洋研究賞」は、日本の大学で学んだ日本人及び留学生等が執筆したアジア太平洋地域に関する人文・社会科学領域の優れた博士論文を顕彰するため、2001年に創設されました。

     今年は、2017年3月以降に大学院博士課程を修了し(同時期に単位取得退学し、その後博士学位を取得した場合も含む)、大学院の指導教員の推薦を受けた論文を対象に募集を行いました。

     全国の大学院から応募のあった論文について、選考委員会における厳正な審査の結果、大谷亨氏の「無常鬼の研究──〈精怪〉から〈神〉への軌跡」、拉加本氏の「チベット・アムド地域における村落社会と信仰生活の変容に関する人類学的研究――中国青海省海南チベット族自治州貴南県ボンコル村の事例から」が本賞に、王楽氏の「満洲国農村部における宣撫宣伝活動のメディア史」が佳作に選ばれました。

  • 授賞式の概要

    淡路会議開催に併せて、2022年8月5日にオンライン併用で行われた授賞式では、井植 敏 淡路会議代表理事から賞の授与が行われ、 受賞者の大谷 亨(おおたに とおる)氏拉加本(らぁじゃぶん)氏に賞状と副賞100万円の賞金目録、 佳作の王 楽(おう らく)氏に賞状と副賞20万円の賞金目録が贈呈され、3名の受賞者から受賞の言葉をいただきました。 続いて、新型コロナウイルスの感染拡大の為、授賞式の開催が中止となった第19回および第20回アジア太平洋研究賞受賞者の方々をご紹介し、各受賞者からスピーチがありました。最後に、片山 裕選考委員長から選考の経緯と理由が説明されました。

第21回アジア太平洋研究賞授賞者  第21回アジア太平洋研究賞授賞者  第21回アジア太平洋研究賞授賞者









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