第22回アジア太平洋研究賞授賞式の概要

第22回アジア太平洋研究賞授賞式

概要
  • 賞の概要と授賞式までの流れ

    「アジア太平洋研究賞」は、日本の大学で学んだ日本人及び留学生等が執筆したアジア太平洋地域に関する人文・社会科学領域の優れた博士論文を顕彰するため、2001年に創設されました。

     今年は、2018年3月以降に大学院博士課程を修了し(同時期に単位取得退学し、その後博士学位を取得した場合も含む)、大学院の指導教員の推薦を受けた論文を対象に募集を行いました。

     全国の大学院から応募のあった論文について、選考委員会における厳正な審査の結果、 黄 喜佳(こう きか)氏の「現代中国の中央地方関係再考――集権と分権を架橋する広域統治機構の視角から」が本賞に、 クリッディコーン・ウォンサワーンパーニット氏の「病める王国―タイ王党派の物語りの政治―」と グエン・ティ・レ氏の「北部ベトナム少数民族における出産 ―モンの事例にみる選択と行為主体性」が佳作に選ばれました。

  • 授賞式の概要

    淡路会議開催に併せて、2023年8月3日に行われた授賞式では、五百旗頭 真 淡路会議代表理事から賞の授与が行われ、 受賞者の 黄 喜佳氏に賞状と副賞100万円の賞金目録、佳作の クリッディコーン・ウォンサワーンパーニット氏グエン・ティ・レ氏に賞状と副賞20万円の賞金目録が贈呈されました。 その後、3名の受賞者から受賞の言葉をいただき、片山 裕選考委員長から選考の経緯と理由が説明されました。



第22回アジア太平洋研究賞授賞者









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