第24回アジア太平洋研究賞授賞式の概要

第23回アジア太平洋研究賞授賞式

概要
  • 賞の概要と授賞式までの流れ

    「アジア太平洋研究賞」は、日本の大学で学んだ日本人及び留学生等が執筆したアジア太平洋地域に関する人文・社会科学領域の優れた博士論文を顕彰するため、2001年に創設されました。

     今年は、2020年3月以降に大学院博士課程を修了し(同時期に単位取得退学し、その後博士学位を取得した場合も含む)、大学院の指導教員の推薦を受けた論文を対象に募集を行いました。

     全国の大学院から応募のあった論文について、選考委員会における厳正な審査の結果、 周 俊(しゅう しゅん)氏の「中国共産党の神経系―情報収集システムの起源、構造及び機能(1940~50 年代)―」と ザヘラ モハッラミプール氏の「20 世紀初頭の日本における「東洋」概念の拡張 ――伊東忠太とその周辺の建築家・美術史家・歴史学者たちのペルシア観を中心に」が本賞に、 団 陽子(だん ようこ)氏の「戦中戦後の国際関係における中華民国の対日賠償要求問題」と 西浦 まどか(にしうら まどか)氏の「手話を聞く――バリ島ブンカラ村における「聾であること」と〈身体のポエティクス〉」が佳作に選ばれました。

  • 授賞式の概要

     淡路会議開催に併せて、2025年7月31日に行われた授賞式では、牧村 実 淡路会議代表理事から賞の授与が行われ、受賞者に賞状と副賞の賞金目録が贈呈されました。その後、4名の受賞者から受賞の言葉をいただき、片山 裕選考委員長から選考の経緯と理由が説明されました。



第23回アジア太平洋研究賞授賞者









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