国際シンポジウム2001の概要

写真 国際シンポジウム2003会場風景

プログラム

今回のアジア太平洋フォーラム・淡路会議2001の開催趣旨について、神戸大学の五百旗頭真教授から説明があった後、井植敏淡路会議代表理事による開会挨拶、井戸敏三兵庫県知事による歓迎挨拶により開会しました。
 環境省地球環境局の星野一昭調査官から、環境大臣のメッセージをご披露頂くとともに、環境に関する「ヨハネスブルグ・サミット」に向けての動きなど、最近の環境問題を取り巻く情勢についてお話を頂きました。
 まず、シンガポール国立公園庁のレオン・チー・チュー副長官から、シンガポールの『ガーデン・シティ』がいかにして培われてきたか、成功の秘密は何なのか、など緑化への様々な取り組みについてお話し頂きました。
続いて、建築家の安藤忠雄氏から、「瀬戸内海を通してアジアを考える」と題して、「オリーブ基金」の活動など具体的な取り組み事例を交えてご講演を頂きました。
 シンポジウム後半のパネル・ディスカッションでは、関西学院大学総合政策学部の天野明弘教授のコーディネートにより、「アジア太平洋の持続可能な発展と環境」をテーマに議論が展開されました。アジア防災センター長の伊藤滋氏、関西経済同友会の津田和明代表幹事、成蹊大学の廣野良吉名誉教授、マレーシア国立サバ大学熱帯生物保全研究所のマリアッティ・モハメド所長の4名のパネリストからは、2時間にわたって様々な意見、提言が示されました。
 会場には、在本邦インド公使、在関西総領事、兵庫県議会議員をはじめとして、400名の一般参加者が熱心に耳を傾けていたほか、質問コーナーでは貴重な質問が数多く寄せられ、環境問題への関心の高さを示していました。

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